勉強・読書・資格取得の趣味

読書を趣味にして暇つぶし|本が苦手な人にも読みやすいおすすめ小説

読書を趣味にして暇つぶし|本が苦手な人にも読みやすいおすすめ小説

 

暇つぶし 読書
人数 1人
価格 1冊0円〜1500円
道具 本、スマホ、タブレット

 

暇つぶしで読書のススメ

スタッフ
こんにちは!

暇つぶし提案インストラクターです。

 

今回、私から提案する暇つぶしは「文芸書(小説・エッセイ・詩)の読書」!

 

読書って暇つぶしにホント最適なんです。

だって本一冊持ってるだけで何時間でも暇がつぶせちゃうんですから。通学・通勤時に開いたり隙間時間に読めば、とても有意義。

今だったらスマホからでも読めるので、本さえいりません。

 

私は大学で日本文学を専攻しており、多い時は月に12冊ほど読みます。現代文学だけでなくミステリー・エッセー・古典・昔の文豪作品など幅広く紹介していきますね!

 

この記事の内容

  • 読書の魅力とメリット
  • 小説のジャンル
  • おすすめの本
  • こうやって本にハマっていく|読書法

 

読書で身についたこと|小説を読むメリット

スタッフ
読みやすい小説を紹介する前に!

私が本を読んで身についたことを、少しだけ紹介させてください!

読書ってこんなにメリットがあるんです。

 

語彙力、文章力、読解力が身につく

語彙力・文章力・読解力がつく

語彙力・文章力・読解力がつく

 

よく言われるメリットの1つがボキャブラリーが増え、漢字を覚えること。ただそれに加えて私は読解力が大きく向上しました。

文章の書き方も勉強になるので、作文や小論文を書く時にも非常に役に立ちました。


いまやSNSで自分の考えを発信する人も多いと思いますが、読書をすれば、人がはっとするような表現ができるようになるので、皆からの注目を浴びれますよ。

 

コスパ最高!作者の考えを疑似体験|考えの幅が広がる

考え方の幅が広がる

考え方の幅が広がる

 

作者の考えを疑似体験できるのもメリットの1つ。

たった600円から1500円で、作者が人生をかけて学んだことや勉強したことを知れるのですから、これほどコスパの良いものはないですよね?

 

いろんなジャンルの本を読むことで様々な考え方に触れられます。

自分一人では思いつかなかったこと、気づかなかったヒントが得られるので、仕事にも有効活用できます。

 

ちなみにkindle unlimitedの無料期間を利用したり、青空文庫を利用すれば0円でも読めます。

 

 

悩みを解決するヒントが見つかる

悩みを解決するヒントが見つかる

悩みを解決するヒントが見つかる

 

また悩み事を解決する糸口も見つかります。

あなたが今悩んでる悩みは、過去に誰かが経験した可能性が高いものばかり。

 

周りに同じ経験をしてる人はいないかもしれないですが、世界中、何百年間の歴史を振り返れば、同じ経験を持つ人はたくさんいます。

本には何百年もの誰かの経験が詰まっています。

つまり「この人はこうやって解決したんだな」とか、「こんな風に考えればいいのか」とか先人から学べるのも読書の魅力なんです。

 

単純に面白い

単純に面白い

単純に面白い

 

一番はこれ。単純に面白いんです。

文字ばっかりで読みづらいとか、眠たくなってくるとか、頭が痛くなってくるとか、本に拒絶反応がある人も多いと思います。

 

しかしそれは面白くない本や敷居の高い本を読みすぎているから。いい本に出会えば、もっと本を読みたい!という欲望の扉が一気に開きます。

 

そうなるためにも、ここから私が初心者向けにジャンル別おすすめを紹介していきますね。

 

文芸作品(小説・エッセイ・詩)のジャンルと読書嫌いにも読みやすい本

スタッフ
小説と一言で言っても、様々なジャンルがあります。

ここからは小説のジャンルとおすすめ作品を紹介します。

 

(文芸作品とは、小説・エッセイ、俳句・戯曲などを総称する作品です。)

 

ファンタジー小説

ファンタジー小説

ファンタジー小説

 

ファンタジー小説とは、架空の世界をテーマにした作品。

魔法を使える世界やタイムスリップを扱った空想的な作品が多いですね。

 

その中で代表的なのが以下の作品たち。

 

『ハリー・ポッター』 J・K・ローリング

 

本のアイコン ストーリー

幼い頃、両親を亡くし、叔母夫婦に引き取られた少年ハリーポッター。

彼は周りから少し変わった男の子とみられ蔑まれていたが、ある日、自身が魔法使いで、亡くなった両親も魔法使いであったことを知る。

両親と同じ魔法学校に通うことになったハリーはそこで仲間達と出会い、魔法の勉強をしながら奇想天外な日々を送る。

そんな彼は魔法使いの間では、かつて闇の帝王と言われていたヴォルデモート教を打ち破った伝説の男の子として知られていた。

彼の身に闇の魔法使い達の魔の手が迫る....果たしてハリーに待ち受ける運命と結末とは...?

見どころ!

世界的に有名な作品で、シリーズ全作が映画化もされています。

第1話目の「賢者の石」は、いわゆるシンデレラストーリーです。

まだ10歳そこそこの少年少女が必死に頑張る様子が、魔法の世界のキラキラした雰囲気と合致しているので、「ファンタジー娯楽作品」としてとても上質な作品です。

何よりおすすめできる点は児童書として書かれたため、子供も楽しんで読めること。

また各巻ごとに物語が1年経過しているという設定のため、ハリーが子供から大人に成長していく過程を、子供も大人も自身と重ねて読むことが出来る点。ジュブナイル物である点がsfファンタジーとしてだけでなく、ヒューマンドラマとしてもおすすめできます

長いシリーズ作品ですが、登場する不思議な生き物たちなど、想像力を刺激してくれる要素が次々と登場するので飽きることなく楽しめる良作。

小説初心者にこそおすすめです。

 

『ツナグ』 辻村深月

 

本のアイコン ストーリー

死んだ人と再会させてくれる使者「ツナグ」。

亡くなったアイドルにもう一度会いたいと思うファンや、母が遺した山を売却するために、権利書の場所を聞こうと母に会おうとする息子。

親友が亡くなった事故が自分の行為の結果ではないかと恐れる女子高生・・・様々な人が「ツナグ」と連絡を取り、亡くなった人と会おうとします。

 

また、恋人がプロポーズしたあと失踪してしまい、何とかして会えないかと願う男性も「ツナグ」と連絡を取ります。

しかし、現れた「ツナグ」は・・・

見どころ!

松坂桃李さんが主演で映画化もされているので知ってる方も多いかと思いますが、死んだ人とたった一度だけ合わせてくれるという使者(ツナグ)を描いた話しです。

亡くなった人にもう一度会いたい、という気持ちは、大事な人を失くした人なら一度は思うことでしょう。

しかし、もう一度会ったら、どう話したらいいのか、と思うことも確かです。この本を読むことで、亡くなった人への思いをいろいろと巡らせることができることでしょう。

ただし、この物語のすごいところは、ただ単に「もう一度会えてよかった」とはならないところです。そこには、故人への複雑な思いや、「ツナグ」自身の葛藤なども描かれていて、読み終わった後も長く心を揺さぶられることになるでしょう。

「あなたは大切な人にもう一度会えるとしたら何を伝えますか?」といのがテーマのこの小説は残酷なのに優しく切ない話しです。

辻村さんは小説だけでなく、ドラえもんの映画で原作をかくなど幅広く活動しています。

 

ミステリー・サスペンス小説

ミステリー・サスペンス小説

ミステリー・サスペンス小説

 

ミステリー・サスペンス小説は「ハラハラドキドキ」「シリアス」「ホラー」など多岐にわたります。

 

一番オーソドックスなのが、事件を解明し犯人を探す推理小説ですね。

犯人のトリックを見破る作品で、アニメだと『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』、ドラマだと『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』などが有名です。

 

『そして誰もいなくなった』アガサクリスティ

 

本のアイコン ストーリー

孤島に招待された、10人の男女。

彼らは職業や年齢も様々で、互いに面識もない。招待された館の部屋には古い不気味な童謡が貼られていた。

そして10人が集まった夕食の席上で、不気味な「声」が彼らの過去の罪状を述べた。

その直後、童謡の一節「小さな兵隊さんが十人、ご飯を食べに行ったら一人が喉をつまらせて、残りは九人」のように、青年が殺されてしまう。

島には外部からの侵入ができないことから、島にいる誰かが犯人であるとの疑いが強まり、男女は互いに不信感を募らせていく。

そして、一人また一人と、その童謡になぞらえるように殺されていく。

内容・見どころ!

ミステリーの不朽の名作、そして誰もいなくなった。

この作品は、後の世代のミステリー作家に大きな影響を与えており、この作品をオマージュした作品も数多く存在します。

そのため初心者のうちに、この作品を読んでおくべきだと思います。

推理小説といえば、探偵または警察と犯人の知恵比べというのが定番です。

しかし、この作品はその構図からは外れており、推理小説の固定概念を取り払われてしまう。

そのため、推理小説という言葉で抵抗感が出ている人や推理小説という分野に馴染みの浅い人にも、ひとつの物語として読むことができるんです。そして最後に全ての謎が鮮やかに解明される爽快感。

この作品に不必要な描写は全く存在せず、淡々と話が進んでいくだけなのですが、それが読みやすさ、面白さにつながっています。

 

火車 宮部みゆき

 

本のアイコン ストーリー

知り合いからいなくなった婚約者を探して欲しいと頼まれた刑事が彼女を追ううちに隠された真実を明らかにしていく。

実は彼女は別人がその名前と存在になりすましていたことが明らかになり事件に結びつく。

消えた婚約者は何者なのか?なぜ他人にはなりすますことができたのか?そして名前の本人はどこに消えたのか?

つぎつぎに明らかになりやがて浮かび上がる悲惨な過去をもつ1人の女性。親の借金から風俗に売り飛ばされ地獄を生きる女性が抜け出すために手を染めた犯罪。

その悲しい連鎖に胸が締め付けられます。

彼女を見つけることはできるのか。最後まで謎は続きます。

内容・見どころ!

宮部みゆきの出発点ともいえる小説です。

練られたトリック,絡み合う伏線が徐々に明らかになるストーリーで、さすが宮部みゆきと言えます。

事件の過程だけでなく、なぜそうせねばならなかったのか、読書を納得させ虜にする希代のストーリーテラーです。

借金やカードローン,自己破産という今に通じる社会問題を早くから取り上げた作者の感覚の鋭さにも感心します。

読み進むうちに犯人の女性の生い立ちの悲しさに、そうでもしないと抜け出せなかったのねと共感してしまいます。

とても読みやすくミステリーを知るためには外せない小説です。

 

エッセイ

エッセイ

エッセイ

 

作家さんの日常や考えが描かれているものがエッセイ。

まるで日記を読んでいる気分になるので、こんな過ごし方もあるのか、こんな考え方があるのかと参考になります。

また笑える作品も多いので、初心者におすすめです。

 

『もものかんづめ』 さくらももこ

 

本のアイコン ストーリー

ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこが書いたエッセイ本。

女子高生ながらに水虫にかかってしまい意外な方法で自力で直した「奇跡の水虫治療」。短大を卒業して就職した会社を数ヶ月で辞めるまでのトホホなエピソードを描いた「宴会用の女」。

通販番組に騙されて買ってしまった物の失敗談を語る「明け方のつぶやき」などなど、ちびまる子ちゃんの世界観を文字にしたようなエピソードが詰まった短編エッセイの詰め合わせです。

 

見どころ!

軽快な語り口で難しい言葉を使うこともなくテンポ良く語られる、大人になったちびまる子ちゃんが毒を吐きながら語る失敗談や笑える話。

そして時にはホロリとさせられるようなエピソードに気がついたら没頭していてページをめくる指が止まりません。

一章一章のページ数は少なく難解な文章も使われていないので、仕事が終わった後や一日の終わりにベッドに入ってクスリと笑いたいときに一章だけ読む、なんて読み方をすることもオススメです。

 

歴史・時代小説

歴史・時代小説

歴史・時代小説

 

年代物を舞台にした諸説です。大河ドラマの原作小説はここに属します。

 

『六条御息所 源氏がたり』林真理子

 

本のアイコン

 

ストーリー

六条御息所といえば、源氏物語には欠かせない登場人物。

この本は、光源氏(ひかるげんじ)との恋を六条御息所の視点で描いている現代版源氏物語というところ。

男と女の愛憎を含んだストーリーで、誇り高い六条御息所がどんな思いでプレイボーイの浮き名をほしいままにしていた光源氏と愛し合っていたのか、そして光源氏の気持ちが変わってしまい、六条御息所の所に寄り付かなくなってしまったワケとは?

一時の遊びが、六条御息所を亡霊にまでしてしまった心理描写が描かれています。

見どころ!

誰でも一度は聞いたことがある源氏物語。

古典は固いし、文章も読みにくくて少し敷居が高いなという方におすすめです。

現在に至るまで多くの作家さんが源氏物語を訳していることから源氏物語は様々な色に変化して世に出ています。訳し方によって印象が大きく変わるのです。

林真理子さんの源氏物語は、彼女の独特の視点から描かれており、またつまらないと林さんが感じた部分はカットされているので非常に読みやすく初めての方にお勧めです。

女性目線での光源氏は、現代でいうジャニーズのような存在なので、若い方にも内容が入ってきやすいと思いますし、年を重ねてから読むと以前とは違う何かを感じ取れるかもしれません。

 

『燃えよ剣』司馬 遼太郎

 

本のアイコン

 

ストーリー

幕末最強の武装集団とも言われる新撰組の主要人物の幼少期から幕末、維新後までを描く作品です。

特に新選組副長・土方歳三の生涯を中心にエピソードが進んでいくので、友情、価値観、夢や野望などの描写に胸が熱くなる場面が多く、長編であるものの飽きずに読み進めたくなる良書です。

今は人世80-100年と言われる時代ですが、幕末の主要な志士や新撰組のメンバーの多くは10-30代。

それぞれ決して長いとは言えない人世の中でいかに生きて散っていったのか。激動の時代を駆け抜けた男たちの人世は、あなたの心を揺さぶります。

 

見どころ!

読書感想文用の課題図書としてよく選ばれている本なので、学生さんでも読みやすい内容です。

とくに2020年は岡田准一さんや、柴咲コウさんなど人気の俳優さんで実写映画化される予定なので、原作本として読んでおき映画と見比べるのも面白いですね。

司馬遼太郎の代表作でもある『竜馬がゆく』も同じ時代設定ですが、同じ時代であってもそれぞれの立場ごとで世界観の違いがあるのは面白い点です。

他の司馬遼太郎作品にも興味がわくこと間違いなし。

 

純文学

純文学

純文学

 

純文学とはミステリーやサスペンスのような娯楽作品ではなく、芸術作品として親しまれている本を差します。

森鴎外や夏目漱石など文豪が書いた作品もここに当てはまります。

 

 

『人間失格』太宰治

 

本のアイコン

 

ストーリー

主人公の葉蔵は、生まれつき周囲の顔色をうかがいつづけてしまう性分の持ち主です。

周囲の人間の考えがわからず、自分だけが理解されないと苦しんだ結果、嘘の自分を演じること、「道化」を装うようになります。

しかし、成長していくにつれて、自分の「道化」を見破られてしまったり、心を許せる相手を信じられなくなったり、薬に溺れたりして、次第に葉蔵は追い詰められていきます。

 

見どころ!

周りの人の考えがわからない、自分だけが浮いている気がする、他人のことが信じられない、孤独を感じる……そんなときに、手にして欲しい一冊です。

太宰治と同じ時代には、多くの文豪が存在していましたが、中でも太宰治は群を抜いて読みやすい文体をしていると思います。

読者に語りかけてくるような口調や、誰もが一度は直面する「周囲と自分との違い」というテーマは、多くの共感を呼んでいます。

太宰治は『人間失格』以外にも、『走れメロス』『きりぎりす』など多くの著作を残しているので、この一冊から次の読書につなげやすい、という利点もあります。

他にも、坂口安吾の『不良少年とキリスト』は太宰治や芥川龍之介を評した部分があるため、『人間失格』と合わせて読むとより楽しめます。

枝葉のように次の読書、次の読書につなげられる『人間失格』、一読の価値ありです。

本作品は、2019年に小栗旬さんが主演で、映画化されていますので、興味のある方は是非見て下さい

 

『コンビニ人間』 村田沙耶香

 

本のアイコン ストーリー

主人公は、コンビニバイト歴18年目の女性。未婚で彼氏なし。

ほぼ毎日コンビニで買ったものを食べ、夢の中でもレジを打ち、品揃えを充実させるために毎朝天気予報をチェックする。

「コンビニ店員」でいるときだけ、世界の歯車になれる。周りに溶け込むことができる。

そのことに満足していた彼女だったが、ある日バイト先に婚活目的の新人・白羽が入ってきたことで、生活が少しずつ変わっていく。

普通とは一体何なのか?を考えさせられる一冊です。

内容・見どころ!

160ページ前後なので、普段小説を読まない方でも2時間あれば読み終めます。

ストーリーも「コンビニで18年間アルバイトしている女性が、年齢と共に周囲とのズレを感じはじめ、行動を起こすことに決めるが…」といったもので、とても読みやすい。

主人公が所謂「普通」とはズレていて、だけどそれ故に共感できる部分もあります。

最終的に彼女がどんな選択をするのか?に注目しながら読むと、更に面白いかもしれません。

 

SF小説

SF小説

SF小説

 

SFって聞くと宇宙を舞台にしたスターウォーズのような作品をイメージしますよね?

でも実はそのSFはスペースファンタジーのSFなんです。

 

小説や映画ではもっと広義にサイエンスフィクションというSFが存在します。

必ずしも宇宙を舞台にした作品ではなく、空想的な作品はここに分類されます。

 

『新世界より』 貴志祐介

 

本のアイコン ストーリー

千年後の日本を舞台にしたSFダーク・ファンタジー。

日本の科学文明が滅んだのちに「呪力」と呼ばれる念動力を行使することができる、異能者たちの物語です。

田園風景の広がる自然豊かな集落で、主人公渡辺早季は12歳で全人学級に入学。

仲間たちとともに行った夏季キャンプの最中に偶然、先史文明を知る自立型アーカイブ・ミノシロモドキと出会い、これまで自分の習った歴史がすべてでたらめだった事を知ることで運命が大きく動き出す。

 

見どころ!

SFダーク・ファンタジーの「新世界」は第29回SF大賞を受賞している、上中下三巻からなる作品です。

長編ストーリーですが、ファンタジー作品のため、分量はまったく気になりません。

初心者でもドキドキわくわくしながら読み進めることができます。

また、漫画版やアニメ版もあるので、ストーリーを頭に入れてから、本書を読み進めればより深く物語の世界を楽しむことができます。

なぜ、人が「呪力(超能力)」を使えるようになったのか、なぜこのような世界になっているのか、最後には衝撃的な事実が暴かれます。ぜひ自分の目で確かめてみてください。

 

『残像に口紅を』 筒井康隆

 

本のアイコン ストーリー

ある売れっ子の小説家が、日常の生活の中で次第に息苦しさを感じていくようになる。

その違和感とは、50音で章ごとに使用できる文字がこの世から消滅してしまうというとこにある。

物語の登場人物は、そのことに気がついていないところがリアルである。

また、使用できる文字の消滅によって消えてしまった人物や、物や現象などが、はじめからこの世に存在していなかったかのように振る舞われたり、その単語を違う表現で表すなどをして物語を進行するようになるところに凄さがあります。

見どころ!

章ごとに50音から使用できるようになる文字が消えていくことによる、表現がせばめられいく展開には背筋が凍るかのような怖さがあります。

また文章から消えるだけでなく、その人物や、ものや現象までがはじめからこの世に存在していなかったかのように、登場人物が何事もなく振る舞っていることにも怖さが増します。

面白いのは、使用できる文字が減少していく中でも、何とかその単語を表現することの描写に作者である筒井康隆さんの力量がわかって日本語への興味が増す小説です。

 

ノンフィクション

ノンフィクション

 

現実にあった事実に基づいて作られた作品や創作がまじらない作品をノンフィクション作品と言います。

 

『世にも奇妙なマラソン大会』高野秀行

 

本のアイコン ストーリー

これまでは長くても15キロぐあいの距離までしか参加したことのなかった作者、その作者がある深夜に酒に酔った勢いで、サハラマラソンに応募をしてしまう。

この大会は通常のマラソン大会とは異なり、衣食住の全ての物資をランナー自らが背負って走らなければならないマラソンだが、それへの挑戦を決意する。

そして大会出場に向けてブルガリアへ向かうバスの中では不思議なおじさんに出会い、インドへ入国する為に改名作戦を敢行する等、大会出場までも含めて奇妙なことが続く。

 

見どころ!

単純にマラソンという走るだけの競技ではなく、他人がやらないことにチャレンジしていく、目標を達成しようとする姿に自分の小ささと人間の可能性の大きさを知ります。

一週間に渡り行動食だけで過ごすこと、一週間風呂に入れないこと、そんなことも書かれており、いかに自分の今が恵まれているかを感じます。

またブルガリアへのバスで出会うおじさんは実は男好きで、口説かれたりキスをされたりと、マラソンの真面目さと対照的に、笑えるストーリーも含まれているために、飽きずに読み切ることができます。

 

古典

古典

古典

 

学校の授業で習った「竹取物語」などを指します。

簡単にいうと鎌倉時代までに書かれた日本の文学ですね。

 

『おちくぼ姫』田辺 聖子

 

本のアイコン

 

ストーリー

早くに母を亡くした姫が継母たちにいじめられ、おちくぼんだ狭い部屋で召使いの様に裁縫などをさせられていました。

しかし幼馴染の侍女が「いかにこの姫が美しく、心優しく、裁縫や染織の名手で、実母の血筋が高貴であるか」を貴公子に売り込んでくれ、二人の仲をまとめます。

危ういところを若君や侍女の機転で救われながらめでたく二人は結ばれます。いわゆる平安時代版のシンデレラです。

 

ハラハラドキドキの後は、痛快な復讐が始まります。

原作の「落窪物語」では、現代人からは、ちょっとえげつない感じの復讐になっていますが、こちらでは大丈夫!

おちくぼ姫は、けなげで優しく復讐心ほぼ皆無。復讐は婿君主導です。この辺り特に痛快!

読み終わって嫌な気分にはけっしてならない。とにかく読んで損はしません。

 

見どころ!

平安時代の文化や風俗をわかりやすく織り込みながら物語が進行していきます。

源氏の様な超大作だと、登場人物が多すぎ、人間関係は複雑すぎ、文化風俗は細かすぎて更に注釈が必要ですが、こちらはストーリーが明快です。

一話完結で、当時の衣食住がポイントを押さえて出てきます。

例えば男の衣服は妻(正妻)の家が用意する。宮中では衣服の染めや織り、仕立てが人間の評価につながる。

婚礼の晩には三日夜の餅を夫婦で食べる、不動産の権利は女系の相続が多く地券が重要、などなどこれを読んでおけば、たいていの平安時代ものの理解がぐっと楽になります。

 

海外文学

海外文学

海外文学

 

その名の通り海外の文学作品をさします。

『かもめのジョナサン』リチャード・バック

本のアイコン ストーリー

かもめのジョナサンは飛ぶことが大好き。

他のかもめ達が食べていくために飛ぶのに対し、ジョナサンはただひたすら飛ぶ訓練を重ねます。

そんなジョナサンを周りは変わり者扱いをし、ついにジョナサンは群れから追放されてしまいます。

それでも、飛ぶ訓練を止めないジョナサンの前に、2羽のかもめが現れます。

2羽のかもめに導かれて、より飛ぶ技術を磨いていきます。

究極の技を身に付けたジョナサンは、再び元の世界に戻り、弟子を教育することに精を出します。

 

見どころ!

きっと誰もがこの本を読むと、どんなに周りに反対されても、自分の好きなことを突き詰め、常に向上していくことを目指すジョナサンのひたむきさに胸を打たれることと思います。

そして、ジョナサンの言葉は多くの大切なことを教えてくれます。

自分のやりたいことを追求することや自分の限界に挑戦し続けること、常に向上心を持ち続けることなど、私達が生きていく中で忘れてしまったことに気付かせてくれるのです。

社会人になり日々に忙殺され、初心を忘れてしまった人に是非おすすめしたい本です。

 

『ヴェニスに死す』トーマス・マン

 

本のアイコン ストーリー

主人公はミュンヘンに住む仕事に疲れ執筆に行き詰まっている50代の作家グスタ・フォン・アッシェンバッハです。

彼は気晴らしに英国式庭園を訪れて帰りに異国人の風貌の男を見掛け彼の中に旅に出たいという気持ちが沸々と湧き上がりアドリア海のリゾート地へと向かいます。

ただそこは彼には退屈でヴェネツィアへ行く事にします。

彼は家族でホテルに滞在している上流階級のポーランド人の10代の美少年に出会いあまりの美しさに恋に落ちます。

その頃ヴェネツィアではコレラが蔓延し始め滞在客達は逃げ出しますが彼はこの美少年から離れたくなく滞在し続けます。

そしていよいよコレラ感染が猛威を震いこの少年も家族とヴェネツィアを後にします。

 

見どころ!

堅苦しいイメージの濃いドイツ文学ではありますが、比較的読み易く外国文学が苦手な人にもに食わず嫌いせずにまず読んでいただきたい作品の一つです。

昨今、人間の力の及ばない事が様々あり、徐々に世界の時世が変化しています。

そんな時だからこそ構え過る事なく生きる事と死ぬ事、若さと老い、幸福と不幸といった人生の真逆的なテーマと面と向き合える作品でお勧めです。

ネガティブになるのではなくポジティブに静かに時の流れを感じ明るい未来を信じるヒントになる作品ではないかと思います。

 

詩集

文章自体はとても短いものが多いです。

しかし、その短い言葉には果てしない奥行きがあり、読者の心をはっとさせたり、魅了させる作品がとても多いんです。

言葉を最小限まで削ぎ落としているので、1日1ページだけさっと読むのもおすすめです。

 

『金子みすゞ名詩集』 金子みすゞ

 

本のアイコン ストーリー

26歳という若さで生涯を終えた金子みすゞは数多くの作品をこの世に残しました。絵

はなくとも文字だけで、曲はなくとも詩だけで、日本人に馴染みの深い五七調のフレーズで思わず童心に戻るかのような情景が広がるのがこの『金子みすゞ名詩集』です。

国語の教科書で見たことのある作品やCMで起用された作品など、令和となった現代でも私たちがきっと一度は目にした耳にした口ずさんだことがあるであろう93作品が掲載されています。

 

見どころ!

少し画数の多い漢字や読み方が独特な漢字の多くにはふりがなが記されています。

童心目線で表現されている句や感性は、子どもはもちろん大人にも懐かしい記憶と新たな発見がきっとあるでしょう。

作品の多くは五七調で構成されており、日本人には馴染みがあるテンポ感で読める作品が多いです。

これから日本の詩について学びたい触れたい知りたいという海外の人にもキッカケづくりに相応しいやさしい作品が多くオススメしたいです。

 

教養本読書で暇つぶし
教養本で暇つぶし|初心者におすすめの名著・社会人が読むべき本

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読書を趣味にしよう!本に夢中になるには

スタッフ
読書しようと思うけど、いつも飽きちゃう。そんな人も多いのでは?

最後に私自身が本にハマっていった読書法を紹介します

 

隙間時間を使う

隙間時間に読みましょう!

 

通学、通勤時間・トイレ中・ご飯が炊けるまで、歯を磨きながら、待ち合わせ・・・・気づいていないだけで1日には色々な隙間時間があります。

こういう時SNSを使う人多いですよね?私もそうでした。

 

でも新着をぜんぶ読み終わってるのに、何度も更新したりしてませんか?

その時間、少し小説に回してみましょう。5分でいいんです。たった5分が、いつのまにかのめり込んでますよ。

 

私も最初はそんな感じで読書を習慣として身につけることから始めました。

 

色んな人におすすめを聞こう

家族や友達からおすすめの本を聞いて読んで見ましょう。

会話のネタにもなりますし、お互いで意見交換できれば楽しいですよ。

 

私は良く本屋さんのポップを観て決めます。

本屋さんのポップもおすすめの一つですよね。

今ではホンシェルジュのようなおすすめ本を紹介してくれるサイトもあるので、自分の好みは簡単に探せますよ。

 

短編集を読む

実際にどんな本がいいのかな?と悩んでいる方には短編集をお勧めします。

特に出版社が集めた短編集は多くの作家さんの作品を集めているので飽きずに読むことができます。

何よりお気に入りの作家さんが見つかるかもしれません。

お気に入りの作家さんが見つかれば「この人の作品をもっと読みたい!」と読書意欲が湧きますよ。

 

LINEのオープンチャットで交流 

読書を通じて人と交流してみたいと思う方は、LINEのサービス機能「オープンチャット」がお勧めです。

オープンチャット検索機能に「読書」とキーワードを入れるだけで読書について会話しているグループLINEに参加できますよ。

グループごとに名前やアイコンを変えられるので、個人情報がバレたり知り合いにバレることもありません。

本当に読書が好きな集まりなので、いろんな感想やおすすめが知れます。

  • この記事を書いた人

熊田

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