暇つぶし | 水引細工 |
人数 | 1人 |
価格 | 500円~ |
道具 | はさみ、接着剤、クリップ、アクセサリーにする場合はそのパーツ |
暇つぶしで水引細工のススメ
暇つぶし提案インストラクターです。
今回、私から提案する暇つぶしは『水引細工』です。
やることなくて暇なら、水引細工を趣味にしてはいかがでしょうか?
日常で使えるアクセサリーや、ポチ袋に、ちょっとした贈り物にも使えます!
気付いたら時間があっという間に過ぎていた…!なんてこともございます。
この記事の内容
- 水引細工とは?魅力
- 水引細工を始めるのに必要な材料・道具
- 水引細工の基本と結び方
- アクセサリーの作り方
- 作品例(ストラップ・イヤリング・ラッピング)
水引は自分で簡単に作れる!|趣味としての水引細工の魅力
御祝儀袋などについている水引(みずひき)ですが
最近ではアクセサリーなど何気ない日常小物にも使われています。
水引アクセサリーは一つの作品に2~5本ほどの水引が使用されて、様々な形を成しています。一つの花が1色のみで作られていたり、2色、3色で作られていたり……
色合いや、色の並び順によっても印象が変わります。
実はこの水引、自分で簡単に作れちゃいます!
しかも、自分で作るので好きな色を選べます。何色を使うのか、、はたまた、単色のみで作るか2色使うか…色の並び順によっても印象は変わりますね……?
配色を考えるだけでもワクワクしちゃいます。
水引を何本か束ねてたくさんの結び(ひとつのかたまり のこと)を作るとそれらを組み合わせて重ねたり、連ねたりなどしてアクセサリーにすることも可能です。
また、折り紙などでポチ袋を作って水引で結ぶ…っていうのも素敵ですね。誰かにちょっとしたお金を渡す時などに使えます。
折り紙の模様を選ぶのも楽しいのです。最近の100円ショップの折り紙はバリエーション豊かで筆者はついつい買ってしまいます。
ようするに、日常使いができちゃうわけです!
ここで、アクセサリーにするには金属パーツなどが必要になりますが、この際に使用するパーツを選ぶのもまた楽しいのです。金属パーツのほかに、ストーンのついたチャームを連ねるのも素敵ですね。
作るのも楽しく、日常生活にも使え、贈り物にも喜ばれちゃう、とってもおすすめの趣味です。
水引アクセサリー作りに必要な道具|材料はどこで買えばいいの?
水引細工を始めるのに最低限必要な材料・道具
必要な材料・道具
- 水引
- はさみ
- 接着剤(なんでも)
水引は手芸屋さんなどで、何色かの水引がセットになったものを購入するのがおすすめです。
たいていの手芸屋さんでこのようなセットが売っています。
店頭で買うのは実際に色味を拝見できるのがメリットです。また、商品のパンフレットに結び方が載っているので、作り方を調べなくとも、すぐに始めることができます。
余談ですが筆者の水引細工の趣味は、この商品から始まりました。
ネットなどでも1色ずつ購入することも可能なのですが、写真と実物とでは色味が異なったりするので…
水引細工に慣れてきて、この色欲しい!となったときがいいかと思います。
また、このほかにははさみと接着剤が必須です。
水引1本は少し長すぎるので、半分に切ったり、余った端を処理するときに使います。
接着剤もはさみも、種類は本当に何でもいいです。切れればオーケーくっつけばオーケー!です。
水引細工を始めるのに、あると便利な材料・道具
このほかに、あると便利なものを紹介します。
アクセサリーにしたい場合は金属の金具の購入が必須ですね。初めての場合は、すべてがセットになった水引のアクセサリーキットを購入してもいいですね。
あると便利なもの | 用途 |
ダブルクリップ | 接着部分の固定 |
丸カン | 連ねたい、アクセサリーにしたいときに |
アクセサリー、キーホルダー金具 | 作りたいものの金具を |
折り紙 | ポチ袋、ラッピングに |
ラジオペンチ | 金具の調整に |
いらない紙 | 作業するときに下にひいておくと机が汚れず便利! |
このほかにも、Pカンややっとこなどを使用してもいいです。また、パールビーズやラインストーンなどを接着剤で張り付けてもすてきですね。また、金属パーツでチャームなどを連ねても素敵です。
ヘアゴムやヘアピン、ポニーフックなど、平らな台座付きのものが売っているので、そこに水引を貼り付けることで実用的となります。
ここで、レジン用のものを間違えて購入しないように注意!
水引は柔らかいので、台座と水引の間に円形に切ったフェルトなどを挟んでもよいかもしれません。
金具やビーズなどは、100円ショップや手芸屋さん、アクセサリーパーツ屋さんなどで購入できます。
ゴールドやシルバー、ピンクゴールドなど、金属の色味によっても雰囲気が変わりますので、たくさん試してみましょう。
ハンドメイドに間違いという言葉はありません。自分で素敵だと思ったものはぜひ取り入れましょう。
水引の結び方の種類|基本のき
基本的な結び方について紹介します。
左から順にあわじ結び、菜の花結び、梅結びです。
大体の結びはあわじ結びが基本となっています。あわじ結びの2本の端をそれぞれ隙間に差し込むことによって、菜の花結び、梅結びを作ることができます。ひもが1本さえあれば結ぶことができます。
ひもを2重、3重することで雰囲気も変わりますし、強く結ぶのか、そこまで引き締めないのか、によっても雰囲気が大きく変わります。
色の並び順によっても印象が変わりますね。上の写真によって、金と白のストライプの水引を内側に結ぶか外側に結ぶかによって印象が変わることがわかります。
あわじ結びの両端で再び同じあわじ結びを作ることで、「連続あわじ結び」となり、菜の花結びの両端を引っ張って引っ張って引き締めることで、コロンとした立体的な「球結び」を作ることもできます。
簡単な水引アクセサリーの作り方
ここで、基本のあわじ結びを一本どりで作る方法を紹介します。
①あわじ結びのみを作る場合はそこまで長い長さは必要ありません。大目に見ても20cmもあれば作れます。*1
②ここで、左側の端が手前になっています。左側の端を矢印のように持ってきて、わっかと重ねます。*2
③重ねた部分の、最初にわっかと交わったほうの箇所を左手で抑えます。先ほど動かしたのは★印ではないほうです。★印のついたほうの端を、矢印の向きに上、下、上、下、上と重ねていきます。
④隙間に差し込むときに、水引をぐるぐるねじらない様に注意します。*3
⑤バランスを整えて、あわじ結びの完成です。
*1…重ねる本数によっても必要な長さが変わります。外側にする水引と、内側にする水引の長さも内輪差の原理によって変わります。(内側は余る、外側は足りなくなりがち)
*2…ここで、平面を意識することが大事です。重ねる本数が増えるほど、指の力が必要です。手を離すとほどけちゃうので注意!
*3…ここも平面意識が大切です。ねじれて色の並び順が変わらない様に気を付けます。また、外側の水引と内側の水引で長さの差が出てきて隙間に差し込みずらくなります。内側の水引をはさみで切って長さを合わせるとやりやすくなります。
いかがでしょうか?このような結びを、色や本数、引き締め方を変えることによってさまざまな作品を作ることができます!
また、筆者の愛用している書籍をこちらに紹介します。こちらには金属金具の使い方なども載っています。
水引細工の作品例(ストラップ・イヤリング・ラッピング)
最後に、参考程度に筆者のお気に入りの作品たちを紹介します。
①ストラップ
ここがポイント!
4本取りで、基本の結びであるあわじ結びに金具を通してストラップにしました。白2本、金1本、銀1本の配色です。雪のような配色になったので雪のチャームを添えました。願いを込めながらつくれるので、一種のおまじないのように願掛けができます。シンプルで簡単に作れるので友達へのちょっとしたプレゼントにも最適です。
②イヤリング
ここがポイント!
あわじ結びの端2本を中央に向かって差し入れると梅結びとなります。赤い梅結びは3本取り、茶色の梅結びは2本取りで金具をつなげてイヤリングを作りました。アクセントにストーンチャームを連ねました。
③、④ラッピング
ここがポイント!
100円ショップで売っている透明なラッピング袋に、適当な大きさに切った折り紙と作品を入れると素敵なラッピングが出来上がります。贈り物にする際は私はこのようにしています。
まとめ
活用方法は無限大!皆さんも好きな配色で好きなものを好きなように作りましょう!
最後になりますが、水引細工の趣味を紹介させてくださった運営様、ここまで閲覧してくださった皆様、ありがとうございました。趣味をみつけるきっかけとなりましたら嬉しいです。